短時間でのコンポーネントのリリース (パイロット)

過去 4 日間に検証されたコンポーネントに対してすべての Apex テストを実行せずに、コンポーネントを本番組織にリリースできるようになりました。クイックリリースでは、すべてのテストの実行を待たなくても本番組織でリリースを完了できるようになったため、リリースが 30 分以内に完了することもあります。
メモ

メモ

この機能は現在、パイロットプログラムを通じて一部のお客様が使用できます。このパイロットプログラムに参加する方法については、Salesforce にお問い合わせください。パイロットプログラムへの参加には、追加の契約条件が適用される場合があります。パイロットプログラムは変更される可能性があるため、このパイロットプログラムへの参加や、特定の期間この機能を有効にできることが保証されるわけではありません。プレスリリースや公式声明で参照されている未リリースのサービスまたは機能は、現在利用できず、提供が遅れたり中止されたりする可能性があります。サービスのご購入をご検討中のお客様は、現在利用可能な機能に基づいて購入をご決定ください。

本番組織へのリリースの一環として、すべての Apex テストが本番組織で実行されます。組織に大量の Apex テストが含まれていると、すべてのテストの実行に時間がかかり、リリースが遅延することがあります。本番環境へのリリース時間を短縮するため、すべてのテストを実行せずにリリースするクイックリリースを行うことができるようになりました。クイックリリースは、過去 4 日間 (96 時間) にテスト実行に合格し、コードカバー率の要件を満たす検証に対してのみ使用できます。組織全体でのコードカバー率は 75% 以上である必要があり、Apex トリガがある程度のカバー率を持っている必要があります。

クイックリリースを実行するには、まず、本番組織にリリースする必要があるコンポーネントセットで Apex テスト実行を行って、検証のみのリリースを実行します。検証に成功し、クイックリリースの必要条件を満たすことができたら、[リリース状況] ページまたは検証の詳細ページで、検証の横にある [クイックリリース] をクリックしてクイックリリースを開始できます。このボタンは、必要条件を満たしている検証に対してのみ表示されます。

成功した検証の [クイックリリース] ボタン

クイックリリースは、Salesforce ユーザインターフェースを介してのみ開始できます。クイックリリースは、ユーザインターフェースに表示される変更セットおよびメタデータ API ベースのリリースに使用できます。

メモ

メモ

クイックリリースは、すべての Apex テストの実行に成功し、コードカバー率要件を満たした最近の検証に対して有効になります。次の点に注意してください。

  • Apex テストは本番環境で実行する必要があるため、クイックリリースは条件を満たした検証に対してサポートされます。この機能は、変更セットおよびメタデータ API ベースのリリース (Force.com 移行ツールを含む) に適用されます。
  • 本番以外の環境 (Sandbox) にリリースするときは、Apex テストが不要で、自動的に実行されません。メタデータ API (Force.com 移行ツールを含む) を使用する場合は、テストの実行を明示的に有効にする検証 (移行ツールで runAllTests パラメータを使用する場合など) に対してのみ Sandbox でクイックリリースがサポートされます。変更セットについては、Sandbox に変更セットのテスト実行を有効にするオプションがないため、クイックリリースはサポートされません。
  • クイックリリースまたは通常のリリースのどちらを使用するかに関係なく、検証後にリリースを実行した場合は、すべての検証がクイックリリースの対象外になります。クイックリリースを行う必要がある場合は、対象のコンポーネントセットを再度検証する必要があります。