重複管理 (正式リリース)

クリーンで正確なデータの保持は、組織で Salesforce を最大限に活用する上で最重要の処理の 1 つであるため、Data.com 重複管理が導入されました。Salesforce 内で重複レコードの作成をユーザに許可するかどうか、いつ許可するかの制御、重複レコードの特定に使用するロジックのカスタマイズ、ユーザに保存を許可する重複レコードに関するレポートの作成ができるようになりました。
使用可能なエディション: Professional Edition、Enterprise Edition、Performance Edition、Unlimited Edition、および Developer Edition

メモ

メモ

重複管理では Data.com テクノロジを使用していますが、Data.com ライセンスは必要ありません。

重複の回避のフロー

一致ルールの説明をはじめとする Data.com 重複管理についての詳細は、Managing Duplicate Records in Salesforceを参照してください。また、ビデオもご覧ください。デモビデオを見る 一致ルールの理解 (4 分 32 秒)

Winter '15 ベータリリースからの主な改良点

  • カスタムオブジェクトが、重複ルールおよび一致ルールでサポートされます。
  • クロスオブジェクト一致が、重複ルールでサポートされます。たとえば、ルールを設定して、ユーザが取引先責任者レコードを保存しようとしたときに、取引先責任者リードが重複がしていると思われるレコードのリストが示されるようにします。
  • 複数のオブジェクトにわたる一致を検出するように重複ルールを設定する場合は、一致ルール項目を相互に対応付ける方法を決定できます。たとえば、取引先責任者の [取引先名] 項目を、リードの [会社] 名と対応付けることが考えられます。
  • 一致ルールにカスタム項目を含める場合は、項目同士をどのよう対応付けるかを決定できます。たとえば、[会社のメール] というカスタム項目を、[メール] という標準項目に対応付けることができます。
  • カスタム一致ルールに、選択リスト値を設定した項目を使用できます。
  • リードの変換時の重複ルールのしくみが改善されました。組織に「Apex リード変換の使用」権限があり、ユーザがリードを新規または既存の取引先責任者や取引先に変換する場合、重複ルールに指定したアクションによってリードを変換可能かどうかが決まります。
  • Data.com での重複ルールのしくみが改善されました。組織が Data.com を使用しており、Data.com の重複設定オプションで、Data.com からの重複レコードの追加が許可されている場合は、次のようになります。
    • 重複ルールに指定されたアクションによって、ユーザがレコードを追加できるかどうかが決まります。
    • ユーザがレコードを手動でクリーンアップするときに比較ページの [保存 (アラートを無視)] をクリックすると、重複アラートを無視してレコードを保存できます。
  • 重複管理に新しい API や Apex クラスが多数追加されました。詳細は、リリースノートの API および Apex のセクションを参照してください。

重複管理の制限事項

  • 重複管理は、取引先、取引先責任者、リード、およびカスタムオブジェクトに使用できます。商談や個人取引先などの他のすべてのオブジェクトは、現在サポートされていません。
  • レコードが次の方法で作成された場合は、重複ルールが実行されません。
    • 簡易作成を使用してレコードを作成する場合
    • リードが取引先または取引先責任者に変換され、さらに組織に「Apex リード変換の使用」権限がない場合
    • [復元] ボタンを使用してレコードを復元した場合
    • Exchange Sync を使用してレコードを追加した場合
    • レコードを手動でマージした場合
  • 場合によっては、重複の可能性の検出時にアラートを表示するように重複ルールが設定されていると、レコードの保存は常にブロックされ、重複の可能性のリストは表示されません。たとえば、次のような場合があります。
    • データインポートツールを使用してレコードを追加した場合
    • 個人取引先を法人取引先に変換した場合 (さらに、新たに作成された法人取引先が既存の法人取引先と一致した場合)
    • Salesforce API を使用してレコードを追加または編集した場合
  • あいまい一致メソッドを使用する標準およびカスタムの一致ルールでは、ラテン文字のみがサポートされています。国際データを使用している場合は、一致ルールに完全一致メソッドを使用することをお勧めします。
  • オブジェクトの項目を無効化または削除すると、その項目への対応付けを含む一致ルールが無視される可能性があります。これは重複の検出に影響する可能性があります。オブジェクトの項目を無効化または削除する場合は、そのオブジェクトのすべての重複ルール項目の対応付けを確認してください。
  • トランスレーションワークベンチでは、重複ルールのカスタマイズ可能なアラートテキストはサポートされていません。