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Salesforce Summer '18 リリースノート
Summer ’18 リリースは、パーソナライズと統合がより進んだカスタマージャーニーを実現し、組織全体で顧客に関して知り得た情報の理解を深めて、チームがよりスマートに作業できるようにします。
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リリースノートの使用方法
Salesforce のリリースノートでは、機能強化や新機能について簡潔に説明しています。また、設定情報、開始にあたって役に立つヒント、継続的な成功のためのベストプラクティスも記載されています。 -
機能が使用可能になる方法と状況
Summer '18 の一部の機能は、リリースの公開直後にすべてのユーザに影響を与えます。この変更に対して準備ができるように、リリース前にユーザに通知することを検討してください。その他の機能については、ユーザが新機能を利用する前にシステム管理者による対応が必要です。 -
サポートされるブラウザ
サポートされるブラウザのドキュメントが変更され、必要な情報が見つけやすくなりました。Salesforce 用にサポートされるブラウザは、Salesforce Classic または Lightning Experience のどちらを使用しているかによって異なります。 -
Salesforce 全体: 認知、採用、パーソナライズの手段の増加による Lightning Experience の生産性の向上
自動切換えや機能応答画面を使用して、ユーザの Lightning Experience の認知と採用を促します。Lightning Experience の使用状況を追跡して、採用の理解を深め、最適化を促進します。URL が短く読みやすくなったため、クリックする前にアクセス先がわかります。より少ないクリック数で Lightning Experience のナビゲーションバーをパーソナライズできます。オブジェクトレベルの検索でグローバル検索を絞り込み、シノニムグループを作成することなく使用できます。リストビューの詳細な検索条件で、最も重要な項目を表示します。テーマベースのトピックでレコードを整理します。ガイド付きフロー、改善されたリンク共有、より多くの Lightning コンソール JavaScript API でコンソールアプリケーションを強化します。ガイダンスに従って各個人データの安全性と機密性を確保します。 -
Lightning Experience: 最新のインテリジェントなユーザエクスペリエンス
Lightning Experience は、まったく新しい概念のインターフェースです。さらに、UI プラットフォームで構築されているため、ニーズに伴いエクスペリエンスの成長および進化が可能です。このリリースでの新機能と考慮事項を確認してください。 -
Essentials: 中小企業向けのセールスとサービス
小規模ビジネスを新たな高さに引き上げる準備はできていますか? Salesforce Lightning Essentials を使用すれば、企業のセールスおよびサービスのニーズを 1 つの場所で容易に管理できます。Lightning をすばやく拡張し、セールスとサービスの Lightning Essentials を使用して顧客の成功をサポートします。 -
Salesforce Einstein: 売上予測、ボット、Discovery のおすすめ、その他の優れた機能の強化
世界で最もスマートな CRM をユーザが最大限活用できるように、多くの標準 AI およびカスタム AI 機能が提供されています。ビジネスで次に起きることを予測し、実行する次の手順を把握するのに役立つ Einstein の新機能を以下に示します。 -
セールス: インテリジェントな売上予測、改善されたキャンペーン管理、Lightning Dialer の機能強化
正式リリースされた Einstein 売上予測を使用して、よりスマートに作業を進めましょう。キャンペーンメンバーへのアクセス権を制御し、取引先別に追加します。Lightning Dialer 機能およびその他のツールで営業担当のパフォーマンスが向上します。 -
サービス: Einstein ボット、Lightning のガイド付きエンゲージメント、および Lightning コミュニティの Field Service
チームのワークロードを軽減するために、パスワード要求のようなお決まりのケースをチームには転送しない Einstein ボットを構築します。Lightning のガイド付きエンゲージメントを使用して、エージェントがフローの順序付きリストに従って、コールスクリプトをはじめとした複数のステップのアクションをコンソール内から直接実行できるようにします。Lightning のガイド付きエンゲージメントは Live Agent チャットでも使用できます。Snap-in の予定管理 (ベータ)、Lightning コミュニティの完全サポート、最適化ルールといった堅牢なフィールドサービス機能を活用して、スケジュールの中断に対処します。オムニチャネルのスキルベースのルーティングやオムニチャネルの外部ルーティングなど、作業項目のエージェントへの転送方法の選択肢が増えています。横並び比較、翻訳記事のスマートリンク、Lightning Knowledge 移行ツールなど、Lightning Knowledge の翻訳管理機能を使用します。最後に、ケースチームやメールドラフトを使用してケースを効率的に管理します。 -
Analytics: レポートとダッシュボード、および Einstein Analytics
レポートやダッシュボードについては、Lightning Experience レポートビルダー (正式リリース)、Lightning Experience 結合レポート (ベータ)、拡張サブスクリプションなどがこのリリースで導入されています。Einstein Analytics については、Salesforce オブジェクトの Einstein Discovery のおすすめが正式リリースされ、ダッシュボードの条件付き書式やその他の数多くの新機能が導入されています。 -
コミュニティ: 事前作成済みのテーマ、固定された投稿、スレッドの終了
この夏は、Community Cloud がすばらしい新機能で波を起こします。コミュニティビルダーに標準搭載のテーマが導入されました。これでユーザはコミュニティのデザインを数クリックで変更できます。投稿の固定やスレッドの終了など、すばらしい新機能をフィードに追加してください。コミュニティでこれほど楽しいことがあるのだから夏休みは必要ありませんね。 -
Chatter: ユーザプロファイルの Trailhead バッジ、投稿およびコメント内のレコードリンク、固定表示投稿とコミュニティストリームの正式リリース
ユーザは、獲得した Trailhead バッジを自分のプロファイルページに表示できるようになりました。投稿またはコメントから、組織で使用可能なあらゆるレコードタイプにリンクできます。固定表示投稿およびクロスコミュニティストリームが正式にリリースされました。 -
ファイル: ライブラリ管理の更新、ファイルのトピック、Quip Lightning コンポーネント
ファイルのワークフローが円滑になりました。メンバーシップの更新機能や空ライブラリの削除機能などを使用して、ライブラリを Lightning Experience から直接管理します。Quip Lightning コンポーネントをレコードにポップし、ユーザがレコードから Quip に直接アクセスできるようにします。トピックを使用してファイルを選定し、[最近のファイル] ドロップダウンで、最近参照したファイルをすばやく見つけます。 -
モバイル: 外出先で実行できる操作の増加
Salesforce モバイルアプリケーションを使用すると、ユーザは外出中も生産性を維持できます。Chatter の機能強化、ケースのメール通知、ToDo と行動の件名などが追加されました。 -
Financial Services Cloud: 個人取引先の機能強化、カスタマイズされたグループリレーションビュー、積み上げ集計の機能強化、Salesforce Inbox と Pardot の互換性
個人取引先を使用して、統合されたカスタマイズ可能なクライアントプロファイルを表示できます。個人取引先は、Salesforce モバイル、アドバイザー分析、パートナーコミュニティとカスタマーコミュニティで使用できるようになりました。拡張されたグループリレーションビューには、主要なカスタマーリレーションが表示されます。拡張された積み上げ集計を使用すると、ユーザは [プライマリグループ] ビューからすばやくアクションを実行して商談を成功させることができます。ルックアップによる積み上げ集計の計算を無効にして、データ読み込みを高速化します。Financial Services Cloud で Salesforce Inbox と Pardot を使用すると、アドバイザーとバンカーの生産性が向上します。その他にも、Teller Access (窓口係アクセス) 権限セットや操作性とアクセシビリティの改善など、多くの機能強化があります。 -
Health Cloud: モジュール形式の追加、EHR インテグレーションの簡易化、Field Service Lightning のサポート
Health Cloud は Field Service Lightning をサポートするようになり、HL7 v2 標準を使用して電子健康カルテ (EHR) データを送受信するさまざまな標準の方法から選択できます。 -
カスタマイズ: 数クリックでさらに賢くなる、外部サービスと時間項目の正式リリース、エラー処理の改善
新しい Einstein 次善アクション (パイロット) を使用して、今よりもスマートな組織になるための方法をカスタマイズします。外部サービス、カスタム時間項目、フローアクションとしての Lightning コンポーネント、およびフローフェーズの各機能をパイロット版またはベータ版から正式リリースしました。Lightning ページ、プロセス、フローを頻繁に使用している場合は、改善されたエラー処理が役立ちます。 -
セキュリティと ID: 新しい検証およびログイン方法、より多くのメールと項目の暗号化、状態チェックの機能強化、簡単になった [私のドメイン] 管理
ID トークンと確認リンクの有効期間を制御できるようになり、顧客が検証コードを使用してログインできるようになりました。より多くの項目を暗号化し、暗号化データを絞り込み、鍵素材をより詳細に制御します。状態チェックスコアをグレードによって一目で評価できます。Salesforce カスタマーサポートに連絡せずにサブドメインの名前を変更できます。 -
Salesforce IoT: トラッカーを使用したオーケストレーションのトラブルシューティングおよび活動ログを使用したオーケストレーションの監視
Salesforce IoT Explorer Edition を使用して、接続デバイスからのイベントをほぼリアルタイムで処理し、顧客との有意義なインタラクションを作成します。このリリースには、新しいオーケストレーションの問題のトラブルシューティングに役立つ新しいトラッカー機能が含まれます。また、本番稼働中のオーケストレーションを監視するための活動ログも含まれており、すべてが適切に機能していることを確認できます。 -
開発: 独自の Salesforce アプリケーションの作成
インテリジェンスが向上し、コンポーネントや API が新規追加および更新され、優れた開発ツールが導入されました。Lightning コンポーネント、Visualforce、または Apex を使用しても、あるいはお気に入りのプログラミング言語と共に Salesforce の API を使用しても、次の機能強化は、優れたアプリケーション、インテグレーション、およびパッケージの開発に役立ちます。 -
マーケティング: Lightning ホームページ、Google Analytics 360 インテグレーション、およびその他の機能
Marketing Cloud は、1 対 1 のカスタマージャーニーで優れた顧客体験を提供するプレミアプラットフォームです。あらゆるソースからの顧客利用データを 1 か所で表示し、ビジネス目標に基づいて一意のカスタマージャーニーを計画および最適化できます。最適なタイミングですべてのチャネルとデバイスにパーソナライズされたコンテンツを配信し、リアルタイムでアプローチを最適化してより優れた結果をもたらすことができるように、ビジネスでの各インタラクションの影響を評価します。 -
重要な更新
このリリースには、プロセス、フロー、HTML ベースのメールテンプレート、および Sandbox URL に関する新しい重要な更新が含まれます。また、@AuraEnabled Apex コントローラに関する重要な更新が延期されました。 -
ヘルプ & トレーニング
Trailhead モジュールと手順の動画が追加されました。また、信頼とコンプライアンスに関するドキュメントも更新されました。 -
その他の Salesforce 製品とサービス